少林寺拳法紹介
「少林寺拳法」という言葉を聞いて
・坊主頭でアクロバティックな動きしてそう
・カンフー的なやつ
・少林サッカーの元ネタ
といったことを想像した人いますか?
始めに言っておきます。
否!断じて否!
少林寺拳法とは戦後、開祖である宗 道臣(そう どうしん)が創始した
日本発の武道、護身術です!!!
中国の少林拳(少林サッカーの元ネタ)と別物です。
少林寺拳法の技は、大きく分けて2つの系統に分かれています。
それが、剛法と柔法です。
―剛法―
剛法とは、主に突きや蹴りのことを指しています。
相手の突きや蹴りを受け、同じく突きや蹴りによって返し、反撃する技術です。
上段突きや中段蹴りはもちろん、目潰しや金的蹴り、およびそれらの連攻撃に対する返し技が数多く存在します。
右図のように、相手の攻撃を力で受けるのではなく、あくまで力を受け流します。
そのため、大きな力を必要とせず、女性のように、非力な人に向いているのです。
―柔法―
柔法とは、主に体の一部をつかまれた場合の対処法を指しています。
服や腕などを掴む相手の手に対して、抜いたり、技をかけたり、投げ飛ばしたりする技があります。
例えば、胸ぐらを掴んできたり、背負い投げをしてきたり、背後から抱きついてきたりする相手を投げ飛ばす技などもあります。
上達すれば、左図のように、大きな男を投げ飛ばすことができるようになります。
柔道のように力で投げるのではなく、技術で投げるため、非力な人にこそ向いているのです。